きれいにラミネートするポイント
よくあるラミネート失敗原因と対策
原因 / 不具合 | 白く曇る | 波打つ | 気泡が入る | カールする | 巻込む |
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速度が速すぎる | ◯ | ||||
速度が遅すぎる | ◯ | ◯ | |||
温度が高すぎる | ◯ | ◯ | |||
温度が低すぎる | ◯ | ||||
圧力が強すぎる | ◯ | ||||
ローラーの汚れ・キズ | ◯ | ||||
用紙を正しくセットしてない | ◯ | ◯ |
加工物を奥まではさみ込んでください
ラミネートする紙を奥まで差し込み、必ずラミネートフィルムのシール部(接合部(先端から2~3mmまで))に押し当ててセットしてください。
余白をあけた場合、ラミネートフィルムが巻き込んでしまう恐れがあります。
ラミネートフィルムを差し込む方向を確認してください
必ずラミネートフィルムはシールされた側(接合部)からラミネーターに入れてください。
開いている側からラミネーターに入れるとラミネートフィルムが巻き込んで詰まってしまいます。
ラミネートする前に、同じような紙質のものでテストラミネートを行って、温度状況を確認されてからラミネートすることをお薦めします。
巻き込み(詰まり)の原因
下記のような方法でのラミネート加工は行わないでください。巻き込みの原因となり有償修理対象となります。
ラミネーターにフィルムを逆から入れてしまった
ラミネーターにフィルムを斜めに入れてしまった
ラミネーターのローラーに糊汚れが付着していた
ラミネートフィルムを切らないでください
ラミネートする前にラミネートフィルムを切ったり、変形させたりしないでください。ラミネートフィルム巻き込み・故障の原因となります。
ラミネートフィルムを継ぎ足さないでください
ラミネートフィルムを継ぎ足さないで下さい。ラミネートフィルム巻き込み・故障の原因となります。
大きめのラミネートフィルムを使用する場合は捨て紙を入れてください
最適なサイズのラミネートフィルムがない場合は、大きめのラミネートフィルムを使用し、空いたスペースに捨紙(すてがみ)を入れてラミネートしてください。ラミネート後、適当なサイズに合わせてカットしてください。 空いたスペースが多いままラミネート加工を行うと故障の原因になります。
こまめに清掃を行ってください
ラミネートが終了しましたら、ローラーの簡単な清掃を行ってください。 ローラーが汚れていますと巻き込みの原因となりますので、加工後クリーニングを行って汚れを取り除いてください。また、古くなった汚れは非常に取りづらくなりますので、できるだけこまめに清掃を行ってください。
清掃の方法
- カレンダーやカタログ(中手)の用紙を二つ折りにし、折り目側から機械に挿入する。
- これを数回繰り返してください。
ラミネート機(ラミネーター)を長くご使用いただくために
- 使用時以外は電源をお切りください。
- 延長コード・たこ足配線はおやめください。
- ラミネート作業後は、厚紙の空通しでローラーに付着した汚れを取り除いてください。
※厚紙はラミネートフィルムの外箱をご活用ください。
きれいにラミネートするコツをおさえれば、失敗なくきれいにラミネートできます。それでも仕上がりが悪い場合は、失敗の原因と対策をご確認ください。